どうも、きいちろーです。
今回は AppSheet でアプリを一般公開して利用している方に向けて記事を書きます。
タイトルの Usage Statistics とは、いつ誰がアプリを利用したかをモニタリングする機能で、今まで Guest 扱いされてた方にIDが付くようになった、という内容です。
Usage Statistics とは
Usage Statistics は以下のように月や日にちでユーザーのアクセスを見ています。
※厳密にいうとユニークなユーザーです。

この画面は AppSheet の Manage > Monitor > Usage Statistics から確認できます。
この画面の下の方に Unique app user emails という項目があり、そこにGoogleアカウントでログインしてからアプリを利用したユーザーのメールアドレスが表示されます。

Guest User と Guest ID
アプリを一般公開している場合、ログインしなくてもアプリが利用できるため、その場合はメールアドレスの代わりに Guest 表示されます。
この Guest の表記は以前(以下は2024年6月28日の画像)では Guest User となっていました。

しかし今月(2024年9月11日の画像)になって確認してみると、Guest の後に番号が付くようになってました。

今までログインしていない人は Guest User とひとくくりにされていたのが、AppSheet のヘルプを見ると、今では識別情報としてデバイスIDが追加されるようになったそうです。

一般公開は有料プランを推奨
AppSheet は1つのアプリにつき10人以下での利用は無料ですが、アプリを一般公開した場合には Guest User とひとくくりではなく Guest と ID でカウントされていくようなので、そうなるとアプリのブロック対象になりえると思うので、有料の Publisher Pro に切り替える必要がありそうです。
AppSheet でアプリを10人以上で使えるようにする裏技のようなサイトがよくありますが、今後はその技も使えなくなると思います。
まとめ
AppSheet ではログインしないでアプリを利用するユーザーを Guest User としていたのが、デバイスの識別IDもつけて記録するようになったため、AppSheetを無料で、かつアプリを一般公開している方は Google からブロックされる可能性があるので注意しましょう。